・交渉術コース

・開発における女性の視点セミナー

・研修担当者養成コース

・イスラムの視点からの経営及び管理に関するワークショップ

（3）行政外交職を対象とした行政学コース

行政外交職に採用された者は、各省庁に配属される前に、約11ヵ月間の行政学コース（Diploma in Public Management）を修了しなければならない。同コースは、幹部候補生である行政外交職に採用された者に対し、幅広い視野、管理者能力、目標達成能力・人間性と宗教心、そして、国家の利益のために働く行政外交職としての団結心を養成することを目的としている。研修の成績は配属先省庁を決定する際の重要な資料となる。同コースのカリキュラムの例は表8の通りである。

（4）国際協力研修

1980年より開始されたマレーシア技術協力プログラム（Malaysian Technical Cooperation Programme：MTCP）の一貫として、公務員研修所は開発途上国からの研修生を対象に技術協力を目的とした研修を行っている。1995年には46ヵ国から125名の研修生を受け入れた。研修内容「リーダーシップと組織管理」「研修技法」「管理者のためのパソコン利用法」「公務部門における人事管理」「環境計画と管理」等多岐に及んでいる。

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